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Evolution Gear XPS 3-0 TAN レビュー

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Evolution Gear XPS 3-0 TANをdevilsixさんのアマゾンストアより購入してみました。

EXPSはわりとレビューがあったのですが、XPSの方はあまりなかったので、色々細かく見ていこうと思います。

XPS 3-0 TAN とは?

Eotech(イオテック)社のホログラフィックサイト、XPS3-0のTANカラーになります。

実物のXPS 3-0 TANは購入ができないそうで、ミリタリー用途のみで流通している様です。

この写真2枚↓は有名な使用例の写真です。

DeltaのCAGが使っていると言われています。
オレンジで囲ったのがこのXPS 3-0 TANではないかという推察です。

XPSとEXPS

似たような型番で、EXPSという製品もありますが、こちらはXPSに比べて7mmほどハイマウントされる形となっています。

EXPSはTANも購入可能ですが、XPS3-0はTANがありません。

ややこしいのでまとめると、こんな感じです。

  • EXPS 3-0 TANは購入可能
  • XPS 2-0(NVG非対応) TANは購入可能
  • XPS 3-0 ブラックは購入可能

ミリタリーではNVG対応の3-0を使用していると考えられるので、「XPS」の「3-0」の「TAN」が多くのサバゲーファンの待望の品となっていました。

そんな中、Evolution Gearからリアルなレプリカが販売された、というわけです。

Evolution Gearの光学機器

非常にリアルな(そして高価な)Elcanレプリカを発売したことで、エボギアの光学機器シリーズは一気に有名になった気がします。

Eotechのレプリカも各社から出ていましたが、黒はともかく、TANの色味がひどかったり、レンズがまるで鏡のようなミラーレンズであったりした中で、高品質なレプリカが望まれていました。

そこで登場したのが、今回のエボギアEotechで、今までのEotechレプリカで一番クオリティが高い、という触れ込みでリリースされました。

Evolution Gear Eotech XPS レビュー

実際、色味もおとなしい濃いめのシャンパンゴールドといった感じで、低品質のレプリカにあるような、ギラギラしたゴールドっぽいTANカラー、ということもありません。

正面から覗くと、わずかにミラーっぽくなっていますが、今までのレプリカより、断然うすいミラー感です。

レンズを通して、床の模様までしっかり見えますよね?
今までのEotechレプリカだと、なかなかここまで見えませんでした。

覗いてみるとこんな感じ、実物ほどではないものの、今までのレプリカよりはダントツで明るい感じです。

Evolution Gear Eotech XPS 刻印

刻印は3種類から選べます。

  • EOtech + L3ロゴ
  • EOTech + 照準マーク
  • 新ロゴ(US Flag)

今回購入したのは、EOtech + L3ロゴになります。

実際に使われているXPSのロゴがどれかは、ミリフォトのサイズからだとなかなか判断つかないですね。
ロゴがないような気もしますし、うっすらロゴがあるような気もします。笑

ちなみに、箱には今回僕が買ったのは「Classic」と記載があり、新ロゴが「Modern」と察することができるので、ミリタリーで使われているのは「Milspec」、すなわちEOTech + 照準マークになるのでしょうか??

この辺りは、もう少し鮮明な写真が出てから答え合わせという感じですね。

Evolution Gear Eotech XPS レティクル

レティクルはこんな感じです。

65MOAのサークルと、1MOAのドットのコンビネーションです。
サバゲーではサークルで狙うのがとても有効だと思っているので、いい感じに使えそうです。

ぶっちゃけ、「両目視力が1.0以上で乱視がない」というコンディションの人以外は、レプリカEotechの方が見やすいと思います。笑

実物Eotechも所有していますが、僕は視力が悪いので、レティクルは結構滲んでいます。
あるあるかもしれませんが、実物より先にレプリカEotechを見た人に実物を覗かせると「壊れてるの?」とか言われたりしますよね…笑

ブースター使うと実物レティクルもくっきり見えるのですが、ブースター使うならショートスコープ使いたい派なので、Eotech単体だと残念な感じです。

もちろん、実物はホログラフィックサイト、レプリカはドットサイトと構造的な大きな違いはあるのですが、僕にとってはレティクルはレプリカの方が断然見やすいです。

実物は故障問題も多く、正直高い金額を払うよりは、こういったクオリティの高いレプリカをブラックとTAN両方買う、という方が幸せかもしれませんね。

※サイトとしてのゼロインや、パララックスに関しては、外出自粛が解禁されたらやってきたいと思います。
その際はまた記事をアップデートいたします。

Evolution Gear Eotech XPS マウント

マウントはスクリュータイプで、マイナスネジやコインなどで締めるタイプです。

また、QDレバーもついており、上のスクリューを外して、QDレバーでの運用も可能です。

今の所、スクリュータイプでマウントしています。

Evolution Gear Eotech XPS バッテリー

電池はCR123かと思いきや、CR2という電池がベストだそうです。
(※CR123Aだと点灯不良が発生する場合があるからです。)

CR2はCR123よりわずかに短い感じですね。

入れる向きはこちら側です。

カメラ用途で使われることが多いそうで、通販サイトで普通に購入できました。

レプリカとはいえ、安くはないので、しっかりとした電池を使うようにしましょう。

Evolution Gear Eotech XPS 操作方法

特にマニュアルなどが付属しないので、少し戸惑いました。

・NVボタンを押す→ UPボタン5回ほど押す→ 再度NVボタンを押す
・その後は電池残量があればUPボタンで点灯
・UPボタンとDOWNボタンで適度な明るさに調整できます。
・UP&DOWNボタンを同時に押すと電源がOFFになり消灯します。

ボタンを押す感じは、実物に近いと感じました。
フニャフニャしておらず、クリック感があります。

明るさは18段階くらい調整できました。
NVGでの見え方はNVGを所持していないので、残念ながらわかりません。

Evolution Gear Eotech XPS 付属品

  • XPS本体
  • 六角レンチ(2mm)×2本
  • QDレバー
  • クリーニングクロス
  • カバー

カバーは使わないと思うので、試しませんでした。

スクリューからQDレバーに交換するには、一度レンチで本体の外側パーツを外す必要がありました。

Evolution Gear Eotech XPS 実物&他レプリカと比較

  • 実物Eotech EXPS
  • レプリカ Eotech 551
  • エボギア Eotech XPS

の比較をしていきましょう。

↑はレプリカ551です。

高さ比較

まずは高さの比較から、最初はローマウントの2タイプ、551(黒)とXPS(TAN)です。

ほぼ同じですね。

続いて、ローマウントとハイマウントの比較、XPS(TAN)とEXPS(黒)です。

EXPSの方が頭一つ高いのがわかるはずです。

ナイトビジョン装着時などはハイマウントのほうが覗きやすく、サバゲーでフェイスマスクしているときもハイマウントのほうが覗きやすいですね。
また、前にPEQなどがあると視界が遮られるということもあり、昨今はハイマウントがいいのではという風潮があります。

ショートスコープのマウントリングやT-1のマウントでもハイマウント仕様がたくさん出ていますね。

前述のミリフォトでもWilcoxのライザーを使って、嵩上げをしています。

だったらなんで最初からハイマウントのEXPSにしないのか?という疑問が湧きますが、ここは本当に謎ですね…
どなたか正解をご存じの方はコメントで教えて下さい。

ちなみに、レプリカライザーを使うとこんな感じです。

反射具合の比較

比較に戻ります。
続いて、前面から見た感じを比較しましょう。

まずは実物、非常にクリアです。
(カバーしたままですみません。)

続いてXPS、比較的クリアだと思いますが、撮影している僕のカメラが少し写り込んでますね。

最後にレプリカ551、ほぼミラーですね笑
汚い室内が写っていてすみません。

レンズのクリア差は値段通り、
実物>エボギア>格安レプリカ
という順になりました。

Evolution Gear Eotech XPS + HK416

さて、説明が長くなってしまいましたが、実際にHK416にマウントしてみましょう。

この時点でめっちゃカッコいいですね!

余談ですが、このRAHGとHK416には別記事で解説しております。

VFC HK416(GBB)にRAHG取り付けVFC HK416(GBB)にRAHGを組んでみた リモートワークや自粛の影響で家の中で過ごす時間が増えた方多いのではないでし...

Wilcoxタイプのライザーをかますと、こんな感じ、これはこれでカッコいいし、頬付けが甘くても覗きやすくなります。

このライザーについては別記事でレビュー予定です。

○まとめ

ハイクオリティで高コスパな光学機器だと思います。

Eotech実物は確かにあこがれの品ですが、

  • 壊れやすい(点灯不良・アメーバ化)
  • 修理に出しにくい
  • レティクルが視力によっては見づらい
  • 高額

とデメリットが多いのも事実です。

視力がとってもイイ方、乱視がまったくない方は実物でもいいですが、少しでも乱視がある方や視力があまり良くない方は10万円払って残念なレティクルを拝むことになってしまいます。

エボギアEotechのメリットは、

  • 反射の少ない、明るいレンズ
  • リアルな外観
  • レティクルがくっきり
  • レプリカとしては高額だが、実物よりは遥かに安い

僕はサバゲー用途、お家警護用途なら、エボギアでいいのかなと思います。
実物が10万円ほどなのに対し、エボギアのXPSは1万円程度ですからね。
この差は大きいです。

レプリカの中でも非常にクオリティの高いエボギアのEotech、控えめに言って即買い間違いなしの一品でした。

※上述しましたが、パララックスやゼロインについては、自粛要請が解禁されてから行い、更新したいと思っております。

エボギアのEotechブースターレプリカもとっても楽しみにしております。
多分即買いするので、またレビューします!

ここまで読んでくださりありがとうございます。
aqua5150


今回購入モデル↓

照準マーク刻印タイプ↓

新ロゴタイプ↓

黒もカッコいい↓

ハイマウントのEXPSはこちら↓

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