前回に引き続きHolosun HS510Cのレビューです。
パート1はこちら
○バッテリー
バッテリーはCR2032を1枚使用し、ボタン電池の寿命は最大50,000時間、加えてソーラーパネルからも電力がまかなえるので、非常にバッテリーライフの長い製品であると言えます。海外Youtuberもオートモードのままつけっぱなしでいいのでは、と言ってました。
バッテリートレイは取り出しに力がいり、傷付けずに交換するのは結構難しいかなとも思いますが、頻繁に変えないのと、防水性能を上げることとのトレードオフなのかもしれません。トルクスレンチなのも、通常の6角なら手に入れるのも簡単ですし、必ずゲームに持っていくプチ工具箱にも入っているのですが、トルクスはそうはいかないので面倒ですね。これを機にトルクスレンチも別でまた買いました。
HolosunのアメリカのWEBにはQ&Aに「なぜトルクスレンチなのか?」とあり、回答として「トルクをしっかりかけて閉める事ができるから」とあったので、やはりここも防水性能や強度を上げるためには仕方ないのかなと思います。頻繁にバッテリー交換しないで済む事を願っています笑
個人的にはどっち向きに電池を入れてね、という表記もあるので混乱なく入れられるので、非常に助かります。
(大体電池交換したい時ってマニュアル手元にないことが多くないですか?笑)
○操作性
先程も述べた様に、ボタンは2つのみで、プラス・マイナスでレティクルの照度調整、プラス長押しでモード切り替え、マイナス長押しでレティクル変更、プラス・マイナス同時押しで電源オフと簡単です。
ボタンはゴムの様な物でカバーされていますが、クリック感もあり、しっかりとした感触です。
○レイルへの取り付け
独自のQDレバーによる取り付けで、マルイの電動からVFCのガスブロまで簡単に取り付け可能でした。締め付け具合もトルクスレンチで簡単に調整できるので、多少レイルのサイズが異なっていても付けられるかなという印象です。
QDレバーには簡単なロック機構がついており、ボタンを押しながらレバーを操作する感じで、こちらもリコイルでも動かない様に工夫がされているのかと思います。
○サイト調整幅
HOP調整が終わったBOLTの電動MP5SDに載せてみました。
2MOAのドットのみですとさすがに風等の影響もあるのか、25m程先にあるターゲットでも、少し着弾位置がずれる事もありますが、サークルレティクルだとほぼサークル内に収まる感じでした。それもあってアバウトな感じで狙えるサークルを使用しています。
リコイルのある電動で使用していますが、今のところこの程度のリコイルではゼロインがずれたり、取り付けのねじが緩んだりという事もなく非常に満足しています。
○まとめ
今のところ大大大満足です。
満足度 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
レプリカでもいいかも度 | ★☆☆☆☆ |
多分もう1つ買ってしまうのではと思っています。
どこが一番好きか?と言われたら、サイト自体の見やすさ(視界の広さ)と、レティクルの見やすさです。
バッテリーはまだ5万時間経過していないので真偽の程がわかりません笑 雨の中では使わないので、防水性能もわかりません笑
最大でも50mほどの距離のみで、少しの風でぶれてしまうレベルのエアソフトゲームに、実物光学機器が必要かと言われたら、「個人の好みだしレプリカでもなんとかなる」と思いますが、Holosunは実銃のみでなくエアソフトで使う事も推奨しており、僕はレプリカでゲーム途中に突然電源が落ちてそのまま入らなくなったり、という事を経験しているので、また買い替えるコストを考えたら、しっかりとした物を長く使えれば、と思ってます。
また長くなってしまいましたが、買おうと悩んでいる方に、少しでも参考になれば幸いです。
Eotech系が覗きやすいなと思っている方、ホログラフィックサイトのにじみが気になる方、壊れにくい頑丈なドットサイトが欲しい方、そんな方たちにHS510Cは最高だと思います。
質問等あれば、お気軽にどうぞ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
aqua5150