GHK Steyr Aug A2 OD GBBを購入!
先日GHKのM4 GBBを買ってCO2化したのは記事にしました。
Co2カスタムのリコイルにやられてしまい、GHK沼に飛び込む羽目に。。。
ということで、Styer(ステアー) AUG GBB ODカラーも買ってしまいました。
黒モデルが発売されその後OD(オリーブドラブ)カラーが発売となりました。
黒が出たときに飛びつこうと思ったのですが、海外GBBということで2ndロットくらいまで待とうと思ってるうちにODが出て、「そのうち買うかー」と思っておりました。
欲しくなったときにモノがないのがこの趣味あるあるですが、今回は中古の程度の良さそうな物を手に入れることができました。
ステアーAUGについて
ステアーAUGに関してはこのフォルムが何よりも特徴的で、映画「ダイハード」の一作目で適役カールが持っていることで有名でしょうか。
マルイの電動は静音カスタムなどのベースに使われることが多く、ゲームでほぼ無音のファントムステアー(?)にやられたことある方も多いのではないでしょうか笑
引き金やグリップの後ろにマガジンが来る「ブルパップ」方式のアサルトライフルです。
(なにげにAqua的にも初のブルパップ銃でした)
利点としては、M4の様なグリップの前にマガジンが来る一般的なスタイルのライフルと全長がさほど変わらないのに、バレルを長くできることが挙げられ、このモデルは20インチバレルになりますが、全長は約80cmとなります。
同じ20インチバレルを持つM16は全長約1mですから、同じバレル長なのに20cmほどコンパクトになっています。
ただ、その構造故に前側はバレルしかないので軽いのに対し、後ろ側に機関部やマガジンなど来る関係で、バランスがセンターにありません。
慣れるまではマズルがすぐ上を向いてしまいます。笑
マガジンチェンジなども慣れるまではなかなか取り回しに苦労します。
ただ、そんなことはどうでもいいんです笑
それくらいこのフォルムに惚れているわけです。
GHKからは今回購入したA2(キャリハンスコープ)が黒とODの2色、A3というハンドガードがレイルになりトップレイルもついたモデルが黒のみでリリースされています。
個人的に、その2つですとA2モデル一択かなという感じでした。
ちなみにA3はこんな感じ↓
いっきにモダンな感じですね。
GHK Steyr Aug OD GBB外装レビュー
まずは特徴的なODグリーンカラーですがどうでしょうか?
写真だと結構黒っぽく写っていますが、落ち着いた濃いめのグリーンですね。
実際に見るとちゃんとグリーンぽく見えます。
それでは各部を見ていきましょう。
フォアグリップ
まずAUGといえばこの折りたたみ式フォアグリップですね。
少し引っ張るとロックが外れるので、その状態で開閉できます。
(最初わからなくて困りました←説明書見ろ)
今は握り込むグリップより、手を置くだけという感じのハンドストップが主流ですが、AUGはこれでいいんです。
スコープ
AUGといえば、このスコープ内蔵のキャリハンですよね。
GHKもしっかりスコープ入りを再現しています。
筒の上側にはバックアップサイトもあります。
レティクルはサークルタイプで、倍率は1.5倍固定。
ホコリが多い、とは聞いていましたが確かにそのとおり、笑
ということで実物のスコープを購入しているので治具が届き次第、そちらに交換する予定です。
セレクター
セレクターは右から左に押し込むことでセーフポジションから、「セミのみ」、「セミ/フル」と切り替えができます。
セーフ状態↓
セミのみ↓
セミ/フル↓
セレクターがセミ/フルポジションでも、トリガーを軽く引いただけではセミ、最後まで押し込む感じでフルとなります。
(セミポジションは最後まで押し込めないのでセミのみとなる)
このあたりもしっかり再現されててヨシ!
ただ、結構セレクターを押し込むのには力がいる感じで、M4の様に撃つときに解除、撃ったらすぐセーフティに、とはななかいかないですね。
そして四角柱形状ゆえに角が指に当たると痛いですね、樹脂なのでヤスリで面取りしてもいいかなと思います。
ただ、そんなことはどうでもいいんです笑
それくらいこのフォルムに(以下略)
エジェクションポート
利き手に合わせてどちらから廃莢するかを選べます。
右利きなので右側から出る感じ、M4と同じですね。
もちろんガスブロでは一切関係ない機構ですが、嬉しい再現ですね。
マガジン周り
マガジンリリースはこのボタンを押し込む。
M4だと立ったままリロードできますが、ステアーの所作にはまだ慣れずでして、慣れたら左手だけでできるのかなと言った感じです。
マガジンは特徴的なクリアマガジンではないのが残念。
CO2マグは強化する必要があるので樹脂でいいですが、せめてフロンマガジンはクリア成型にしてほしかったなと。
これはフロンマガジン↓
コッキングハンドル
コッキングハンドルもボディ同色の樹脂ですね。
後ろに下げて上に上げるとストッパーで保持されます。
MP5みたいな感じですね。
M4でいうボルトリリースボタンは無いようで、マガジン交換してからコッキングハンドルを戻すしかないようですね。
ということで、マガジンにガスを入れてもそのままでは空撃ちができません。
(後ほど対処法記載してます。)
余談ですが実銃の方では、後のモデルではボルトリリースがついたようですね。
さすがにないと不便だったのかなと思います。
ただ、ステアーAUGは1970年代にできたものなので、そういうモノなのでしょう。
(MP5にもないですしね。)
ハイダー
ハイダーは3つ叉のタイプで逆ネジなので好きなのに変えられますが、これはこのままで良いでしょう。
ハイダーもアウターバレルは磁石がつかず、アルミ製でしょうか。
アウターは切削跡がある感じ。
このモデルでは20インチになります。
GHK Steyr Aug OD GBB テイクダウン
続いて、ステアーAUGといえばこれ、通常分解をしてみましょう。
まずマガジン抜いて、チャンバーにもBB弾がないのを確認。
フォアグリップ近くのボタンを斜めにずらすとロックが外れ、フォアグリップを反時計方向に回すと、そのままアウターが抜けるようになります。
アウターにはチャンバーがついてきます。
うーん、これぞAUGの醍醐味!
続いて、レシーバー中央の黒ボタンを写真の向きに押し込みます。
これで、キャリハンごとバッファやスプリングガイドなどが前に抜けるようになります。
うーん、これぞAUG(略)
引き続き、レシーバー後方のスリングスイベルを外していきます。
肩当て部分中央の窪みを押し込むことにより、スイベルがついた棒ごと引き抜くことができます。
(逆向きにも入れられるので、好きな方向にスイベルを持ってこれます。)
これで肩当てがはずせます。
それでこの出っ張りを引っ張ると、トリガーユニットごと引き抜きます。
これで通常分解が完了です。
戻すのは逆の順番でOKです。
HOP調整&カスタムインナーバレル
先程チャンバーごとアウターが引き抜けると書きましたが、HOP調整も毎回アウターを引き抜く必要があります。
HOP調整はダイヤルを回すタイプ。
ちょっと面倒な気もしますが、AUGはこのテイクダウンができてなんぼなのでこれはこれでヨシっとします。
ついでにチャンバーもTNTに変えました。
チャンバー交換はかんたんで、ピンをピンポンチで打ち抜くだけでインナーごと外せます。
用意したのはTNTのバレルとチャンバーのセット。
インナーは16インチバレルキットを買った時にでも使います。
インナーバレルはガンスミス高須良紀様(twitterに、純正インナーバレルを元にカスタムインナーバレルを作っていただきましたのでそれに変えました。 )
金の部分がGHK純正、ガンメタの部分がカスタムのラージボアエクステンション分です。
先程も書きましたようにこのAUGは20インチのバレルであり、インナーも純正は50cmという長いのがついてきます。
必然的に初速が高くなりがちなので、カットしたいところです。
ところが、カットすると弾道に影響が、、、という中でどうしようと考えていたところ、こちらのバレルのことを聞きました。
簡単に言うと、ただカットするのではなく、カットした先に内径が大きいエクステンションをハイダーギリギリまで持ってくるというものです。
これにより、初速はカットした感じの落ちがあるにも関わらず、アウターの中で弾が暴れる、ということがないそうです。
絵心が無いなりに頑張ってイラストにしましたので、ご参考になれば幸いです。
黒がアウターバレル、黄色がインナーバレルです。
1がどノーマルの状態、アウターの先端までインナーが伸びています。
2はインナーのみカットした状態、インナーの先端からアウターの先端までは結構距離があり(AUGの場合25cmほど)、アウター内面にBB弾が当たってしまったり、精度が下がります。
3の赤部分がラージボアエクステンションの部分で、インナー先端に内径のもう少し広いインナーをさらに追加する感じで、アウター先端まで延長します。
mm単位で指定が可能なので、ハイダーギリギリまで伸ばしてもらうことができます。
なかなかわかりにくいですが、通常のインナーバレルと比べて、内径の広さがわかるでしょうか?
こちらをTNTのチャンバーに戻して組み込みました。
アウターに入れて、
Oリングで抵抗があるので少し押し込みながら、
ピンを打ち込みます。
できました。
加工後の初速は0.2gで80弱でした。
ノズルはノーマルで室温は22度くらい。
カット前は90超えていたのでいい感じに落ちてくれました。
フロンではやや低いですが、CO2化が前提なのでこんなものでちょうどいいのかなと。
(Co2化には絞れるノズルも併用する予定です。)
※こちらの加工に興味がある方はラージボアインナーバレルについて、と高須さんに相談してみてください。
ノズル取り出し
ノズルはノズルガイドとネジを外すだけです。
逆さまにするとノズルガイドが浮いてくるので、上に引き抜くだけです。
抜けました。
後端のネジを1.5mm六角で抜きます。
抜けました。
このネジがノズルのスプリングの輪っかに通っている感じですね。
空撃ちマガジンを作ろう
先程書いたように、ボルトリリース的なボタンがありません。
M4は通常マガジンでもボルトリリースを押しながら撃てば空撃ちができるのですが、AUGはそうは行きません。
なので空撃ち用マガジンを1つ作ることにしました。
まずマガジンのボトムプレートをずらして外します。
すると、スプリングとフォロワーを抜くことができます。
ボトムプレートだけ戻せば完成です、あっという間。
これで弾がなくなったことを検知できないのでずっと撃てます。
すぐわかるように青テープ巻きました。
(ダイ・ハード2のオマージュ笑)
まとめ
まだCO2マガジンを買っていないので、フロンのみですが、思っていたよりもフロンだけでもちゃんと動きます。
セミ/フルの切り替えも楽しいですし、M4に慣れた身にはとにかく全てが新鮮なライフルですね。
樹脂ボディはどうなんだろうと思いましたが、レシーバーは頑丈な印象でねじれたりとかは感じられませんね。
もちろん、真価を発揮するのはCo2運用をしてからと思っております。
フロンで初速は0.2gでほどでしたので、Co2化にはノズルを絞る必要があるかなと思います。
Co2マガジンを買ってからまたパーツ交換も含めレビューしたいと思います。
スチールのノッカーはとりあえず買いました。
欠点としては、本体の在庫がなかなかないのとアフターパーツが殆どないという所でしょうか。
16インチアウターバレルに変えてみたり、トップレイルスタイルに変えて終わり、という感じ。
でもそんなことがどうでも良くなるくらい、買って大満足の1本です。
気になってる方はぜひ在庫見つけ次第ポチるのをオススメします。
写真撮影用にはマルイの電動用マガジンが最適です!笑
ツイ見られてる方はご存知かと思いますが、完全にGHKにハマってしまい、Sig 553も買ってしまいました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
aqua5150
トップレールを購入・装着してみました。
16インチバレルセット↓
TNTチャンバー↓
スコープ調整治具↓
こちら↓は進化したA3バージョン!
グラグラしますが写真撮影用にはこれでOK!