前回に続きM4のストックのお話です。
今回はMagpulのストックを中心に見ていきます。
○Magpul MOEストック
ミリタリー・民生問わず非常に多く使われているストックです。
みなさん1つは持っているのではないでしょうか。
こちらはPTSのMOEストックです。
重量は約210gと軽く、バッテリーなどの収納スペースは特にない、シンプルながら使いやすい造りになっています。
バットプレートはラバーがついておりしっかりとホールドすることができます。
別売りのもう少し分厚いパッドにも簡単に交換可能です。
スリングはウェビングタイプのみ使用可能です。
スライドさせるには、レバーを押し込むだけでOK、握りながら動かすのがレバーの位置的にとても楽です。
レバーロック機構はないですが、クレーンストックなどと違い、レバーがストック下側から触れないデザインなので、プローン状態でも動いてしまうことはありません。
Magpulのストックは非常に使いやすいのですが、取り付けに一癖ありますね。
ストック下側からストッパーを押し下げながら取り付けなければならず、なにかしらのツールがないと取り付けるのは難しいと思います。
こういった小さいフックのようなツールがあると全く苦労せずに付けられるのですが、こんなツールでも1000円くらいするのが残念ですね。
バッテリー交換などで頻繁に取り外しをする電動ガンと、一度つけたら何度も外さない実銃の違いなので、しょうがないといえばしょうがないですね。
どのようなM4でもHK416でも、このストックは似合うかなと思います。
値段もそんな高くなく、多くのショップで購入可能で、手に入れやすいストックですね。
トレポンパイプや各社の電動ガン(M4タイプ)で装着できなかったものは今までなかったので、余裕をもって径が少し広く作られているのかなと思います。
重量 | 210g |
長さ | 175mm |
収納スペース | なし |
ロック機構 | なし |
スリング | ウェビングタイプのみ |
取り付け | 工具が必要 |
○Magpul CTRストック
こちらもミリタリー・民生どちらでもものすごいポピュラーなストックですね。
先程のMOEストックと見た目がほとんど同じですが、こちらはスライドレバーにロック機構がついたタイプです。
重量は少しだけ重くなっていますが、236gと軽量な部類に入りますね。
パッド交換が可能なのも、取り付けに工具が必要なのもMOEと同じです。
スライド動作はレバーを押し込むとロックが解除されるタイプです。
実物やPTS製のはすっと動くのですが、レプリカはたまにこの動きが鈍いのがありますね。
僕はサバゲーではそこまで過酷に使用することはないと思うので、MOEストックでも充分と思っており、MOEを使うことがおおいですね。
ロック機構以外に異なっている点としては、QDスリングホールがあることで、このCTRストックはQDスリングを装着可能です。
ウェビングタイプのスリングも取付可能です。
このストックもMOE同様、実物・PTS製・レプリカ問わずにわりかし手に入れやすいと思います。
重量 | 236g |
長さ | 175mm |
収納スペース | なし |
ロック機構 | あり |
スリング | QD・ウェビングタイプ対応 |
取り付け | 工具が必要 |
Magpul ACS-Lストック
MOEやCTRストックより少し長めの200mmとなっており、バレルの長いライフルに似合うかなと思います。
似た名前でACSストックというのがありますが、そちらは頬当てが斜めになっている幅広タイプで、そこに電池などを入れる事が可能です。
特徴としては、他の各種ストックより長いことと、右側にポケットのような少し大きめの収納スペースが有ることですね。
スライド動作はCTRと同じく、レバーを握ると自動でロックが解除されます。
取り付けにツールが必要なのもCTRなどと同じですね。
スリングはデフォルトではウェビングタイプのみで、別売りのアタッチメントでQDスリングが付けられるようになります。
長さがある分、326gと少し重量もあるので、アタッカー向けの短いライフルには似合わないと思いますね。
全3回に分けて紹介予定のストックですが、その中で一番重く長いストックです。
僕は14.5インチバレルのSR-16 E3カービン風のM4につけて、スナイパーライフル的にセミオート中心で使う様にしています。
CTRやMOEに比べると少し入手は困難かもしれません。
重量 | 326g |
長さ | 200mm |
収納スペース | あり |
ロック機構 | あり |
スリング | ウェビングタイプのみ |
取り付け | 工具が必要 |
色は全て同じMagpul FDE(フラットダークアース)カラーということで、色味にブレもなく同じ感じです。
マグプルのストックは非常に使いやすく作られているのですが、やはり取り外しが面倒ですね。
ツールをゲームに忘れてしまうと、ものすごいテンション下がりますね。笑
その3に続きます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
aqua5150