LBT 6094 G3プレートキャリア レビュー
LBT 6094 G3を購入したので、軽くレビューしたいと思います。
LBTは長きに渡りプレキャリやポーチを作っている会社で、少し前ですと「プレキャリ=LBT」というイメージが合ったと言っても過言ではないでしょう。
今でこそCryeや他のメーカーが台頭してきていますが、Devgru装備(少し前の)といえはLBTの6094という型番のプレキャリという印象が強い方も多いでしょう。
https://lbtinc.comより引用
そんな6094が大幅なリニューアルを経て、2019年にG3(Gen.3)となり気にはなっていたのですが、ちょうどマルチカムブラック(以下、MCBK)を手に入れる機会があったので、久しぶりにプレキャリを購入してみました。
まだ比較的新しいプレキャリですので、レプは出ていないのかな?
まぁすぐ出てくるでしょう。
購入したのはこちらです。
サイズはMサイズ。
MCBKの柄ガチャ(笑)的にはまぁまぁあたり、というところでしょうか。
購入してから真っ黒なのが届くと残念ですよね。
今回は事前に柄確認できたので良かったです。
6094の前モデルとの最大の違いは重量と通気性、ポーチをつけるMOLLE部の変更です。
重量は前モデルより170グラムほど軽くなっているそうです。
素材自体は前モデルと同じ1000Dのナイロンなので強度は同じ、重量は軽く、といった改良となっています。
通気性の点では、身体に触れる部分がメッシュ生地になっていたり、カマーバンドがスケスケな感じになっているのが大きな差です。
このスケスケ状態でもしっかりポーチはつけられます。
裏側のベルクロは専用のインナーパッドを貼る用で、さらなる通気性UPが可能です。
この様に機能性・快適性の改良が行われたということですが、元DevgruのGBRSグループ(最近流行ってますね)のメンバーが監修に関わっているそうで、現場の意見を元に改良、という感じなんでしょうね。
(間違っていたらすみません。)
MOLLE部に関しては、ウェビング(PALS)が縫い付けられていた過去モデルとは違い、今回はレーザーカット仕様となっており、全体的にフラットな仕上がりになっています。
カマーバンドは背面では固定されておらず、かんたんに外すことが可能で、他のカマバンを使うことも可能です。
カマバン自体には収納要素は皆無となっており、ラジオをつけるならラジオポーチを用意する必要があります。
長さ調整は、JPCそっくりで、左右に別れたカマバンを太めのショックコードで結ぶ形、これにより好きなサイズに調整できます。
前側はベルクロでとめる感じです、この辺りは前モデルと同じです。
フラップを戻すと、全面ベルクロ(ちゃんとMCBK柄!)仕様。
前面のポーチは標準ではレーザーカット仕様ですが、これはクリップとベルクロでついているだけなので、かんたんに交換可能です。
M4からMP7のセットアップに変えたいと思ったとき、今までですとポーチを外すか、プレキャリを2個用意する必要がありました。
しかしこのG3では前のパネルだけ変えればいいので、プレキャリ本体は1個あるだけで楽ちんです。
LBTからはまだ対応ポーチが少ない状態ですが、多くのメーカーがこのクリップ式のパネルを販売しているので、選択肢はたくさんあります。
ショルダーパッドは軽いクッション、ケーブルを収納することもできます。
パッドを外して、ショルダー部の長さ調整も可能です。
裏面はJPC 2.0と違いジッパー式ではなく、全面レーザーカット仕様です。
https://lbtinc.comより引用
LBTのサブブランド(?)LBXのプレキャリでは背面もクリップで変えられるタイプですが、こちらの6094はオーソドックスな仕様ですね。
ハンドル(ドラッグハンドル)はついていますが、普段はベルクロで固定できます。
縫製はさすがLBTといった感じで、頑丈そうなイメージ。
海外製品あるあるの、「新品なのにほつれてる」とかもありませんでした。
ダミープレートを入れる
プレートがないとフニャフニャなので、とりあえずダミープレートを入れます。
重いリアルなトレーニングプレートではなく、プラの軽いやつです(笑)
プレキャリ本体はMサイズ、ダミープレートもMサイズ(SAPIカット)でぴったりでした。
しっかり自立するようになりました。
着用感としては、まだショルダーパッドが馴染んでいないので直線的になってしまいます。
この辺りはしばらくマガジンとか入れてぶら下げておいてアタリを付ける必要があるかなと言う感じです。
まだ何もポーチを付けていない状態ですが、軽量な感じがします。
結局色々ゴテゴテ盛っていくことになるので、プレキャリ本体は軽い方がいいですね。
LBT 6094 G3とCrye Precision JPC 2.0の比較
実はこの6094 G3を購入する際、非常に悩んだのがクレイ(正しくは「クライ」ですがクレイの方が浸透しているかなと思います)のJPC 2.0です。
結果的に値段がJPCの方が高額になることと、JPCはすでに持っている(2.0ではなく初期型ですが)ので6094にしました。
(JPC 2.0はMCBKが限定カラー?ということで価格が他モデルと比べ高額になります)
JPC 2.0もフロントはパネル式で6094 G3と似たような感じ、リアは先程書いたようにジッパー式なので装備の交換が容易ですね。
肩の部分はJPCはゴムのようなハイペロン生地(特徴的な単色パーツ)となっているのに対し、6094 G3は本体と同生地になるので、今回でいうとMCBKとなっています。
細かい点としては、JPCの黒ハイペロンは白くなってるのが多く、それも購入を躊躇するポイントとなりました。
(だって8万円くらいするんだもん、ピカピカで居てよ…って感じです、笑)
またベルクロも6094 G3はちゃんと本体と同じパターンになるので、MCBKのベルクロ生地ですが、JPCは単色なのでMCBKプレキャリでは黒ベルクロとなり、少し残念です。(パッチ貼れば見えなくなりますが、全部パッチ貼るわけではないので。。。)
JPC(初期型)を手に入れたとき、「軽っ」と思ったのですが、6094 G3もかなり近い重量感です。
まとめ
というわけで以上がかんたんなレビューとなります。
今の所悪い点は気にならずです。
(まだポーチ盛ってないので、そのうちネガティブな点も出くるかもしれません)
良い点としては
- 頑丈なのに軽量・通気性良好
- ベルクロも迷彩生地
- 実物にしてはそこまで高価ではない
- パネル式で装備によって気軽に変更可能
といったところでしょうか。
まだポーチなどはあまり買っていないのでデアゴスティーニ的に仕上げていけたらなと思っております。
追記
マガジンポーチ、無線セットアップをしました。
質問などありましたらお気軽にどうぞ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
aqua5150
いろいろ使えるツールたちをまとめました。
よかったらご覧ください。