以前、Wiley XのNerveというゴーグルを買って愛用していたのですが、気がついたら加水分解でご臨終していました。
ということで、以前より友人が使っていて気になっていたゴーグルを作ってきました。
今回購入したのはWiley Xの「Shadow ALT RIM」というモデルに、アクロアーマーという高耐久レンズを入れたものになります。
購入するまで知らなかったのですが、Shadowシリーズはアジア人に向けて開発されたようです。
どうりでよくフィットするわけだという感じです。
下記説明文はWiley Xより引用させていただきます。
WX SHADOW(シャドウ)は 単純なアジアン・フィットではありません。フレーム、レンズ、その全てが開発・設計段階から日本人向けに設計され、ミルスペックMIL-PRF-32432準拠でANSI Z87.1(Z87+)規格認証品の耐衝撃アイウェアです。 WX SHADOWの開発は2012年から進められ、2013年には日本人向けのフィッティング調査・評価・研究を目的にした試作型 「CCプロト1」が製作されてから本格的にスタートしました。 コードネームは「SHADOW」。
Wiley X Webより
うーん、強そう。
そしてアクロアーマーとはなんぞや?といいますと、こちらも引用でご説明を。
アクロアーマーでは『衝撃に強いレンズ素材』『レンズの中心厚を3mm』『伊藤光学製のプライマーコート』を採用し、また、衝撃によるレンズ本体の耐久性の劣化につながる表面のコーティングを制限することで、「驚異の耐衝撃性能」を実現しています。
BB弾での近接射撃や、500gの鉄槍の落下実験などの実証実験を繰り返し、耐衝撃性能の確認をしております。
レンズ屋WEBより
元記事はこちらで読めます。
興味深いので是非一読を!
こちらもまた強そうなレンズ!
前置きが長くなりましたが、実際に見ていきましょう。
Wiley X Shadow ALT RIM アクロアーマーレンズ
ツヤでロゴがかっこよくプリントされています。
購入の経緯は下に書いてますが、今回はショップでフレームとレンズを買って完成後に引き取ってきたので、もういきなり完成状態です。
フレーム内側にはスポンジ状の着脱式ガスケットがついています。
顔にフィットする部分は優しい肌ざわりとなる上、空気流入出口もあり通気性も向上します。
かといって隙間だらけではなく、後述のゴムバンドでしっかりとゴーグル上にフィットさせることが可能です。
(サバゲー用途ではここが一番大事ですからね)
RIMとモデル名にあったのですが、こちらは「リムガスケットモデル」を表しています。
上の写真のレンズとフレームの間にある段になっているのがこのリムで、カーブのきついフレームにキツめの度数でも入れられるようにしてくれるパーツとなります。
僕はど近眼(一番上もよく見えない)なので、大体のシューティンググラスは度入りで作ることができませんでした。
顔にフィットするタイプのフレームは8カーブという形状であることが多く、その場合キツい度数は使えません。
このリムにより6カーブレンズが入れられるようになるということで、私の度数に対応したレンズも作ることが可能でした。
フレーム自体のカーブは結構キツイ印象です。
でもレンズの部分はリムにより割りとフラットに見えるでしょう。
Wiley X Shadow ALT RIM アクロアーマーレンズ 付属品
付属品も見てきましょう。
こんな感じで入っていました。
(白い紙に包まれてるのは外して使用しない純正レンズ)
これはクリーニングクロス。
(※敷いてある迷彩柄の方は購入店の物です。)
まずは引っ掛けるタイプ。
フレームサイドに穴があるのでそこにフックを入れる感じ。
これは外れやすそうだなという印象なので使わないことにします。
単純なゴムチューブ状ですが、穴が狭く結構フレームを入れるのが苦労する感じ。
イコール取れにくい、ということなのでこれで安心です。
軽く引っ張ったくらいでは外れません。
しっかり締めればBB弾が入る隙間はなくなりますね。
(個人差によりフィットしない場合もあるかもしれないので要注意)
Wiley X Shadow ALT RIM アクロアーマーレンズ 購入について
今回は東京曙町(新宿御苑の近く)にある「レンズ屋」さんにてフレーム・レンズを購入しました。
こちらは社長さんがサバゲーマーということで、スタッフの皆さまがとてもサバゲーマーにフレンドリーな感じです。
乱視によってレティクルが滲む、とかそういうサバゲーマーあるあるも理解していただいているので、話が早いです。
しっかりと検眼をしてもらい、自分の度にしっかりあったレンズをアクロアーマーで作っていただきました。
検眼の際に光学機器を持って行って試しながら作れるのもレンズ屋さんの魅力です。
ホロサイトを持っていきました。
今までメガネ屋で作ってもらってたゴーグル用のインナーレンズでは滲んでいたイオテックも結構スッキリ見える感じで作ってもらって感動しました。
レンズは晴れでも曇りでも室内でも使えるように、少しだけブルー系の色を入れていただくことにして、あとは基本的にお任せです。
ちょっと紫っぽいのがわかるでしょうか?
そしてこちらのレンズ屋さんでは光学機器にジャストフィットのアクロアーマー保護プレートもいくつか販売しているようです。
今度イオテック用に作ってもらおうかと思っておりますので、それはまた今度ということで。
ガンダム(詳しくないので違ってたらすみませんw)がお出迎え。
すぐ近くにコインパーキングもありますが、台数は少ない感じです。
価格はレンズ・フレーム合わせて3万円台でした。
Wiley X Shadow ALT RIM アクロアーマーレンズ 実際に使ってみて
先日ひさしぶりにサバゲーに行った際に使ってきました。
ブースターなしイオテックで初めてちゃんとレティクルを使って狙うことができて感動しました!!
メガネ作り直したらEotechがちゃんと⭕️で見えて感動🥺湿度やばいから曇るのが残念だけど。
筒も持ってきたけど午後もホロサイトで👍 pic.twitter.com/RirrSSt8ph
— aqua5150 (@aqua5150) September 30, 2023
残暑の残る感じで曇りが心配でした。
ちなみに僕はだいぶ汗っかきな方かと思います…
結論から言うと曇止めをしっかり使えば曇りにくい、でもまったく曇らないわけではない、というのが正直な感想。
液体タイプの曇り止めをしっかり垂らして乾かして、というのをこまめにやっていました。
やはりガスケットで顔にフィット=通気性はそこまでない、という感じですかね。
ファンゴーグルには勝てないのは当然、隙間がありがちなシューグラ(ただしそれでいいのか?)には劣るなという。
今度また気温が低い日にゲームで行くので試してみます。
ただ、シューティングレンジなどで激しく動かない状態で撃つ際には汗もそこまでかかないでしょうし、そういうケースでは曇らずに使えるのではと思っております。
まとめ
サバゲでいちばん大事な装備はアイプロテクションだと思っていますので、これは非常にいいものだと思っております。
度付きで作るには価格も高価とは言えないレンジかなと。
シューティンググラスタイプが合わなくて諦めていた方、ぜひ一度取扱店に足を運ぶことをおすすめいたします!!
少し前にESSのInfluxというゴーグルを買ったのですが、こちらのインナーレンズもレンズ屋さんで作り直す気でいるくらい気に入ってます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
aqua5150
※本投稿はレンズ屋さんとの提携・広告などではなく、私個人が代金を支払って個人的に購入しているものとなります。
いろいろ使えるツールたちをまとめました。
よかったらご覧ください。