前回の記事ではBJ TacのBCM mk2レシーバーキット組込みのロワー編でした。
今回は引き続きアッパーを組み立てようと思います。
特徴的なシェイプのアッパーです。
BJ Tac BCM mk2をMWSで組む(アッパー編)
流れとしては、アシストノブ、ダストカバーといった外装小物から、Hopダイヤル、チャンバー、エクステンション、バレル、ハンドガード組込みと続きます。
要注意ポイントとしては、エクステンションやバレルナット周りですね。
順番に見ていきましょう。
フォアードアシストノブ組込み
さっそくアッパーレシーバーにフォアードアシストノブを組んでいきます。
実物準拠につき、アシストノブはマルイ規格を使えず、ピンも実物サイズとなりますとの触れ込みでした。
というわけで、同じメーカーなら行けるんじゃね?とBJ Tacのアシストノブを購入しました。
QPQにしたのは特に理由はなく、ミリタリ物じゃないからちょっとテカっとしてても許されるかなという。
押し込み動作も問題なし。
キット付属のピンはどうしても太い感じがします。
トリガーガードの時と同じで、無理やり行けば入るのでしょうが、そのリスクは取りたくありません。
MWS純正のピンと同径っぽいのでお借りしようと思ったら、中でひしゃげてました。
ということでモノタロウで調達したピンを使います。
直径2mm、16mm長のステンレスピンになります。
ただ、MWS運用の際には先端の実際にボルトに触れる部分を外してくれと某ショップHPに書いてありましたので外します。
(実物準拠とは?)
MWS純正と並べてみます。
MWS純正は先が太いのでそもそも入らない感じでした。
上側からではなく下からピンを入れるのは傷がついても目立ちにくいからです。
ダストカバー組込み
ダストカバーはBJ Tacの物と、以前にWhite Rookさんで購入したコルトをとりあえず用意。
開閉も確認、問題なし。
Hopダイヤル組込み
最初から組み立て済み。
スプリングとピンだけ飛ばさないように。
アッパーに入れて(するっと入りました)、前からネジで止めるだけ。
完了です。
チャンバー組込み
組み込みはMWSとまったく一緒。
ネジがなくて楽ですが、Oリングの寿命がいつか来るのが面倒ですね。
(写真撮り忘れにつき、多モデルのを流用、構造はこれを参考にして下さい)
アウターはFBI用かなんかに買っていたBCMタイプのバレル。
検索したけど、実物BCMはこんな形状じゃない気もします。
どうしても気になるようでしたら後からバレルの件は再考します。
刻印はしっかり入ってます。ガスブロックも最初からBCMの星マーク入りでした。
しかもガスブロックにガスチューブが最初からついてきたのも面倒さが減ってグッド!
エクステのフィッティングは問題なし。
(※こちらのエクステは結論から言うと使えません。後の試射で気が付くので、この時はこれを使っております。)
バレルナットはBJ tacのハンドガードのミリ用を購入して使用しています。
フィッティングも問題なさそう。
さらっと書きましたが、バッファーチューブがインチ(ぽい何か)だったのに対し、バレルナットはミリなんですよねぇ…
うーん、実物準拠とは(n回目)
バレルナット単品はなさそうでしたので、ハンドガードを別途購入して、バレルナットだけ使うと無駄な手法です。
エクステンション交換・加工
時系列が前後する形で申し訳ないのですが、この後組み終わって試射をした時にマルイ純正マガジンを使用すると給弾できないという不具合が見つかりました。
どうもマガジンのリップからチャンバーまでの給弾ルートがしっかりできていないのが原因の模様。
ということで、Iron Airsoftのエクステンションを加工して使用することにしました。
BJ付属が左の黒い物、Ironが右のシルバーの物になります。
給弾しやすい様にスロープのように突起が出ているのが大きな差になります。
アウターの凹にはまる、凸の部分のサイズが違います。
BJの方が約2.5mm、Ironの方が約4mmという感じ。
センターに線を引き、削ってははめながら真ん中がずれないように加工します。
(この線を引くのが結構難しかったです笑、この写真のはセンターが出ていないように見えたので書き直したのですが写真忘れました。)
都度、ノズルをあてがってセンターが出ているかも確認します。
結果、この状態で試射した結果、マルイマガジンでも問題なく、セミフル快調に打つことができました!
ちなみに、BJでもIronエクステンションでも、MWSでよく使うアウター基部にはめる金色のカラーは不要です。
ハンドガード組込み
ハンドガードは実物、バレルナットはBJの物になりますが、問題なくフィットしました。
アッパーをリタップするのも考えましたが、それは最後の手段にということでレプリカハンドガードを使用することにしました。
また、実物ハンドガードと実物バレルナットはとにかく篏合が渋いと聞いております。
ヒートガンであぶって全力でたたいて外す、みたいな感じだそうで。
MWSはHopパッキン交換もフロント全バラシが必要なので、何回か分解するだろうなという判断で、バレルナットはエアソフト仕様を選択しました。
実際、組み終わった後にエクステの件は気が付いたので、すでに1度フロント全バラシをしております。
ガスブロックを仮組します。
アッパー内部までは貫通しないので入れられるところまで。
バレルにちょうどはまる部分があるわけでもないので、適当な位置においてイモネジを軽く締めておきます。
問題なさそうなので、回転止めのコの字パーツも入れて再度組みます。
ハンドガードがつくとだいぶそれっぽくなってきましたね。
ガスブロックのイモネジをM-Lokの隙間から緩めて、ちゃんとセンターを出してから再度イモネジを締めます。
写真撮ってないですがネジロック弱を塗っています。
ボルト組込み
スチール製で結構な重量感。
後部にはローラーも最初からついてます。
しかし、この辺りは既に「外観がキレイでも騙されないぞ」の疑いの気持ちで組んでいます笑
マルイボルト分解
スプリングを飛ばさないように気を付けながら、ノズルを抑えるパーツを上に引き上げてスプリングを抜きます。
ノズルを外すために、ノズル後端を抑えてる樹脂パーツを上に引き抜きます。
ノズルが前に出たら先ほどスプリングを外した上のカバー部分を一緒に引っ張って外せます。
BCMボルト組み立て
ピンポンチなどで引っ張りながら、上から抑えパーツを入れます。
ノズルを前に引っ張りながらノズルを抑えるプレートを入れます。
飛ばさないように注意しながら、マイナスドライバーなどで押し込みながら入れます。
純正ボルトとほとんど同じ重さになりますね。
チャージングハンドル組み込み
これはさすがに完全なる無加工ポンでした。
マズル組み込み
BJのBCMタイプをチョイス。
刻印はしっかり入っているのですが、ちょっとサビみたいなのが。
シムを使ったセンター出しにちょっと苦労しましたがこれは完全な運ゲーと思ってるので仕方ないですね。
BJ Tac BCM mk2 アッパー完成
うーん、かっこいい!
と思いきやこの後試射でマガジンから給弾できず泣きを見ることになったのです笑
(エクステ交換で解決済み)
アッパーの残念ポイントとしては、
- アシストノブのピン
- エクステ
- バレルナットねじ
の3点ですね。
ピンはこんなことになるならちゃんと入りそうなサイズのピンを最初からつけてほしかったし、エクステはマルイマガジンで試射してないの?と憤りを覚えました笑
(海外マガジンでは給弾できてましたが価格が倍くらいするので)
組み立てはここで終わりです。
この後は軽く調整、レンジで試射、パーツ盛りへと続きます。
よかったら最後まで御覧ください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
aqua5150