その1はこちらです。
早速取り付けていきましょう。
前回のラストでポン付けは出来るのか?と書きましたが、結論から言うと、「少し加工がいる」という感じでした。
下の方に書いてありますので、参考になれば幸いです。
○サイドレイル
まずは純正のサイドレイルを外しましょう。
六角レンチ(2.5mm)で外すだけですが、前後でネジの長さが違うので、戻すときのために覚えておきましょう。
一番前のネジはトルクスドライバー(T15)で外しましょう。
このネジは先端にゴムリングがついており、抜きにくいのでレイルにつけたままです。
外した部分に、M-LOKレイルをつけていきます。
この製品にはネジがたくさん同梱されています。
サイドレイルはマイナスドライバーでしめるタイプを2個、一番前を六角(4mm)で締めるネジがしっくり来る感じでした。
一番前のネジ穴とレイルの穴が微妙に位置がずれている感じで、これはVFC/WEという2社に合わせて作っているので、微妙にずれているのかもですね。
ネジが少し斜めになっている感じもしましたが最後まで締めることは出来ましたし、しっかりついているので良しとします。
ということで、サイドレイルは「無加工でポン付け」と言っていいかなと思います。
どうしても気になる方はレイル側の一番前の穴をリューターで広げましょう。
○アンダーレイル
アンダーレイルを外していきます。
六角(3mm)で普通に外すだけなのですが、アンダーレイルを止めているネジでアウターバレルも固定しているので、アンダーレイルを外した状態で銃口部を下げると、アウターバレルがぽろりと落ちるので気をつけましょう。
そしてM-LOKのアンダーレイルをはめるのですが。。。
サイズが合いませんでした。。。
ノギスで図ってみると1mmほどのズレのせいではまらなくなっています。
M-LOKのパーツ側を見ると、片側は少し広く削られているのに、逆側はまっすぐになっており、両側とも削っておいてくれればいいのにな〜という感じですが、これも先程の斜めのネジと同じく、実銃基準の採寸なのかVFCの採寸なのか、わからないのでしょうがないですね。
○加工
ということでリューターでM-LOK側を削ることにしました。
3種類の刃を使い、少しずつ削っていきます。
一番細い球状の刃で奥を削り、細い円柱状の刃で全体的に削り、太い円柱状の刃で平らにしていく、という工程です。
私が使っているリューターは安いグレードなのですぐ熱くなってしまいます。刃を変えるタイミングで冷ましながらゆっくりやっていきましょう。
5分削っては5分冷まし、5分削ってはまた5分冷ます、という感じでしたが、30分ほどで両サイドを削ることが出来ました。
刃が滑ってレイル表面を少し傷つけてしまいました。。
みなさんはちゃんと養生してからやってくださいね。
※リューターを使う際は、ゴーグルやグローブ、粉塵を吸わないようマスクなどして、怪我をしないように作業しましょう!
削った部分は見えなくなるので、特になにもせず、そのまま使うことにします。
無事にハマることを確認したら、純正のアンダーレイルを止めていたネジをそのまま使って、固定してきます。
アウターバレルに空いた穴にネジを通すようにしながら、六角(3mm)で少しずつ締めていくだけです。
最後まで締めても、少しだけ隙間が空いているのですが、もうこれを埋めるには、パーツ側でなくレシーバー側を削らないといけないので、妥協することにします。
○まとめ
SCARはモダンなライフルだ、と書きましたが、M-LOK化で更にスラッとした感じになりましたね。
色味もレシーバーとほぼ同じなので、まるで最初からこうだったかのようです。
TANの本体にブラックのレイルをつけるのも、見た目のアクセントとしてはクールかなと思います。
そのあたりはお好みでどうぞ!
取り付けに必要な加工はアンダーレイル部を少し削るだけ、リューターがあれば直ぐにできる作業でした。
(ライフルに固定する部分の幅が私のより薄ければ、ポン付け出来るかもしれません。)
ネジはたくさん余りましたが、気にしないことにします…笑
さっそく何かM-LOKパーツをつけていきたいのが、せっかくスッキリしたデザインになったので、それをスポイルしないようなグリップなどを選んでさらにカスタムしていこうと思います。
KineticのM-LOKエクステンドハンドガードも買ってあるので、そちらはマルイ次世代につけたらまた記事にまとめようと思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
aqua5150